高齢者の認知症の人の数が、500万人ともいわれています。
誰でもが、成年後見制度について、考え、認知症に備えることが必要になっています。
一方で、相続争いは益々深刻になり、争族は財産が少なくても熾烈になっております。
この二つの問題を解決して、老後の安心と幸せを確保し、しかも自らの手で争いのない資産承継の手当を準備していくことが大事な時代だと思います。
まさに、その時代にマッチした制度が家族信託・民事信託だと思います。成年後見制度を補完し、確かな財産管理制度として本人の財産を守り、ひいては本人の権利を擁護し、さらに、本人が扶養支援する家族の生活や福祉を確保し、成年後見制度では達成できない本人の願いをかなえることが可能となる制度です。破られない遺言として、委託者の意志を確実に実現することもできます。
家族信託・民事信託は、誰もが検討するに値する身近な制度になりつつあります。