先日、ご相談あった事案の相談者は、今、何をしたら良いか全く分からないとおっしゃって当事務所にお越しになられました。
家族の仲や資産状況、ご両親の判断能力の状態を確認させて頂きながら、整理し、現時点ですべき事柄をお伝えさせて頂きました。
相続税対策としての生前贈与は、早い段階でしておいた方がよろしいでしょうし、認知症対策の家族信託の導入も判断能力がしっかりある間しかできないことですので、そのあたりをご検討なされることをお勧めさせて頂きました。
判断能力を失ってしまったら、もう打つ手は無くなってしまいます。
ちょっと認知症の疑いがあるなって感じた時は、いろいろな法的対策をするのに最後のチャンスかもしれません。
お早目に、タイミングを逃さずご相談下さることを切に望みます。