先日、ある異業種交流会の例会で、数分のスピーチをさせて頂く機会がございました。
その際、参加者の方に「この中で、家族信託をご存知の方はいらっしゃいますか?挙手をお願いします。」と聞いてみたところ、約30人中2人しかご存知の方はいらっしゃいませんでした。
情報が沢山入ってくるはずの経営者の集まりででございます。
しかも、知っていたのは、ご存知の可能性が高い弁護士の先生と金融機関の方だけでした。
手を挙げてくれなかった別の弁護士さんもいらっしゃいましたので、余程の認知度の低さであることが分かりました。
ただ、我々の事務所では、家族信託を推進していることもあり、毎日のように家族信託の話が飛び交っています。
以前に比べたら、かなりの認知度が高くなっている実感がございます。
以前は、お客様に提案して、お客様がセカンドオピニオンとして相談された顧問の税理士が認知しておられず、実現できなかったケースもございました。しかし、今では、そういうことも少なくなり、お客様の方から家族信託をお願いしたいんですけどということも増えてまいりましたし、その言葉をご存知の隣接士業も増えてまいりました。
司法書士会でも、民事信託に関するアンケートが来たり、研修会が集中的に行われたりしております。
今後、家族信託のニーズは益々、増えてくると思っております。
ケースバイケースではございますが、選択肢の一つとして検討するのに価値のある制度だと思います。
当事務所としても、ところかまわず、家族信託の話をして、少しでも認知度を高めて、喜んでもらいたいと思っております。
そして、本サイトは、その為に開設したのです。当事務所で受託した解決事例や活用事例を掲載し、同じような境遇の方の参考になれば嬉しく思います。
どうか、本サイトをご覧になり、お一人でも多くの方にこの制度の優位性を知ってもらい取り組んで頂ければ、幸いに存じます。