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信託情報の氾濫による弊害とオンライン家族会議の薦め

2020年06月29日

先日、御相談に来られた方がお持ちになられた別の士業作成の信託契約書を拝見させて頂きました。

なかなかの素人感あるものでした。どうも、詐害的に信託を使用したような印象を持ちました。専門家を選択される際には、その方の実績であるとか、家族信託専門士であるか、民事信託士登録をしているかなどで選ばれることをお勧めします。

ちょっと勉強したことがあれば、誰でも分かるような初歩的なミスがあるようなものでしたし、場合によっては、契約自体無効となりかねないものでした。

信託監督人にその士業が就任するというものでした。長い信託契約における関係性の中で、信託監督人となるリスクも士業しては考えなければならない所です。

今では、様々な書籍もあり、ネット上でも契約書雛形を取り寄せることも可能になっているので、ただ単に、信託契約を作成することは、多少、法律にかじっている方であれば、誰でもできるのかもしれません。

しかし、大事なのは、信託の目的であり、その中身です。信託により、そのご家族がどういう財産管理の仕方をして、将来、どういう財産承継をしていくかを家族会議で話会う機会というものが非常に大事になってくるのだと思います。

オンライン帰省なる言葉も出来ておりましたが、オンラインで家族会議が出来るのであれば、こういった、民事信託(家族信託)や遺言など生前対策を行う際には、かなり有用だと思います。

新しい生活スタイルとして、オンライン家族会議が進み、数多くの方が、生前対策を行うことにより、将来の紛争が少しでも減ったら嬉しく思います。

 

 

 

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