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家族信託・遺言アンケート③ 司法書士京都

2020年03月13日

当事務所では、品質向上のため、遺言・家族信託アンケートを実施しております。
当事務所が、お客様のニーズにあったサービスが出来ているか、見直すためには、必要な作業と考えております。

家族信託を組成させて頂きましたお客様よりアンケートに回答して頂きましたので、ご紹介させて頂きます。

今回の事案は、当事務所でも、一番迅速な手続き処理ができた事案でした。

2月の半ばに、ご相談を頂いて、3月頭には、信託契約締結まで至ったというスピード処理ができました。受託者の方は、遠方の方でしたので、受託者の方、公証人の方のご協力があったからこそ、迅速に処理できたと思います。

もともと、信託についての知識はほとんどないような方でしたが、お母様が軽い認知症になりつつある中で、ちょっと離れた場所にある共有不動産の管理を全て娘さんに任せておられた中で、共有不動産の行く末をこれから他の共有者と協議をして処分していくに当たって、お母様の代わりに手続きをしていくことが難しくなってのご相談でした。お母様の財産をお母様の為に代わりに管理処分する信託組成すると同時に、お母様には、遺言にて、信託財産とは別の財産についても承継先を指定することで、後日の憂いを取り除きました。

共有者にとっても、共有者の一人が認知症になり判断能力を喪失することで、資産が凍結され資産活用がストップするリスクを回避することができました。

この制度を知っているか知らないかで、手立てが大きく違うことになります。今回は、たまたま当方に行きついて、信託を提案する機会があったので、そういう手続きを完了することができましたが、相談する相手を間違えたら、全く違った結果になったかもしれません。

選択肢の一つとして、家族信託・民事信託が選ばれたのだと思います。

選択肢の一つとして、認識された上で、別の手続きを選択するならまだしも、全く、検討もなく、後見制度や生前贈与などの手続きをしてしまうことがないように、判断能力がある間にしておくことを整理しておくことが大事だと改めて思いました。

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